デジタル大辞泉
「千鈞」の意味・読み・例文・類語
せん‐きん【千×鈞】
《「鈞」は重さの単位で、1鈞は30斤》非常に重いこと。きわめて価値の高いこと。また、そのもの。「千鈞の重みのある言葉」
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せん‐きん【千鈞】
〘名〙 (「鈞」は
目方の単位。「一鈞」は三〇斤という) 三万斤。また、目方のきわめて重いこと。転じて、価値がきわめて高いこと。また、そのもの。
※
異端者の悲しみ(1917)〈
谷崎潤一郎〉二「『死』と云ふ
名詞が、俄かに千鈞の重みを以て、暗く物凄く心の上に蓋さって来るやうであった」 〔
史記‐貨殖伝・潁川南陽〕
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報
普及版 字通
「千鈞」の読み・字形・画数・意味
【千鈞】せんきん
一鈞は三十斤。極めて重いもの。〔漢書、枚乗伝〕夫(そ)れ一縷(いちる)の任を以て、千鈞の重きを係(か)く。上は無極の高きに縣(か)け、下は不測の淵に垂る。甚だ愚かなるの人と雖も、ほ其の將(まさ)にえんとするを哀しむことを知るなり。字通「千」の項目を見る。
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報