無極(読み)ムキョク

デジタル大辞泉の解説

む‐きょく【無極】

[名・形動]
果てがないこと。限りのないこと。また、そのさま。無窮。
「造物主の徳広大―なりと雖」〈津田真道明六雑誌二一〉
電極または磁極が存在しないこと。
人知を越えた果てしないところ。転じて、宇宙の根源のこと。
中心となって主導するものがないこと。「世界経済は一国主導から無極に移る」

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

大辞林 第三版の解説

むきょく【無極】

( 名 ・形動 ) [文] ナリ 
果てのないこと。きわまりのないこと。そのさま。 「美なる、-なる、不則なる自然よ/欺かざるの記 独歩
〔周敦頤しゆうとんい「太極たいきよく図説」の「無極而太極」から〕 宋学で、宇宙の本体である太極の無限定性を示した語。
電極が存在しないこと。 「 -結合」

むごく【無極】

( 名 ・形動ナリ )
この上もない・こと(さま)。無上至極。 「神力-の阿弥陀は/浄土和讃」

出典 三省堂大辞林 第三版について 情報

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