国俊(1)(読み)くにとし

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「国俊(1)」の解説

国俊(1) くにとし

?-? 鎌倉時代刀工
山城(京都府)来(らい)派の祖国行の子。「国俊」と2字の銘をきざむので,「二字国俊」とよばれる。身幅のひろい豪壮な姿の太刀がおおく,弘安(こうあん)元年(1278)銘の太刀,名物愛染国俊短刀(ともに重要文化財)などが現存する。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

選挙公営

国または地方公共団体が個々の候補者の選挙費用の一部または全額を負担すること。選挙に金がかかりすぎ,政治腐敗の原因になっていることや,候補者の個人的な財力によって選挙に不公平が生じないようにという目的で...

選挙公営の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android