在庭坂村(読み)ざいにわさかむら

日本歴史地名大系 「在庭坂村」の解説

在庭坂村
ざいにわさかむら

[現在地名]福島市在庭坂

北から西は庭坂村、東は二子塚ふたごづか村、南は桜本さくらもと村に接する。西部は吾妻連峰から東に延びる山地で、東部天戸あまと川と川によって形成された扇状地。もとは庭坂村と一村であったが、天明七年(一七八七)に分村して成立し、下村藩領となった。文政六年(一八二三)幕府領となり幕末に至る。天明八年の巡見使案内手鑑(福島市史)によれば、高一千二〇二石余、家数九五(本百姓九三・水呑二)、男二二九・女一九六、馬一五。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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