大岩山銅鐸出土地(読み)おおいわやまどうたくしゆつどち

日本歴史地名大系 「大岩山銅鐸出土地」の解説

大岩山銅鐸出土地
おおいわやまどうたくしゆつどち

[現在地名]野洲町小篠原

三上みかみ山の山並北方に続く大岩山の山麓に銅鐸出土地の石碑が建つ小さな公園がある。そのすぐ近くから、明治と昭和の二度にわたって多量の銅鐸が出土した。明治一四年(一八八一)、大岩山に遊びにきた二人の少年により三口一組の銅鐸群が発見されたのが契機となって、地元の人たちによって合計一四口の銅鐸が見つかった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報