寺本 忠雄(読み)テラモト タダオ

20世紀日本人名事典 「寺本 忠雄」の解説

寺本 忠雄
テラモト タダオ

大正・昭和期の挿絵画家



生年
明治34(1901)年2月

没年
昭和60(1985)年1月14日

出生地
東京都

経歴
菊地寛、久米正雄らの新聞や雑誌小説挿絵を手がけ、昭和10年から朝日新聞に連載された小島政二郎の「感情山脈」の挿絵も担当した。戦後も川柳画などを描き、「夫婦草紙」など著書も三冊ある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「寺本 忠雄」の解説

寺本忠雄 てらもと-ただお

1901-1985 大正-昭和時代の挿絵画家。
明治34年2月15日生まれ。独学で絵をまなび,大正8年雑誌「少年倶楽部(クラブ)」でデビュー菊池寛,久米正雄らの小説,戦後は時代小説などの挿絵をえがいた。昭和60年1月14日死去。83歳。東京出身。著作に「夫婦草紙」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

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