左右山村(読み)そうやまむら

日本歴史地名大系 「左右山村」の解説

左右山村
そうやまむら

[現在地名]南国市左右山

笠野川かさのかわ村の東に位置し、「土佐州郡志」は「東限久連田山比江、西限笠之川山、南限国分村、北限龍石村、方八町許」「相伝、以此地左右皆山、故名」と記す。穴田山・波佐麻山・鍋蓋山が東から北、そして西へと連なり、南方が開け平野となっている。村内の西を土佐街道(北街道)が通る。

天正一六年(一五八八)の廿枝殖田郷宍崎龍石左右山地検帳によれば、近世の当村分は内題に「左右山地検帳」とあり、廿枝はたえだ郷に属する。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報