日高 謹爾(読み)ヒタカ キンジ

20世紀日本人名事典 「日高 謹爾」の解説

日高 謹爾
ヒタカ キンジ

明治・大正期の海軍少将



生年
明治10(1877)年3月9日

没年
昭和3(1928)年1月16日

出生地
栃木県安蘇郡植野村

学歴〔年〕
海兵〔明治31年〕卒,海大〔明治40年〕卒

経歴
明治33年海軍少尉に任官北清事変従軍日露戦争には海軍大尉、軍艦高千穂水雷長として出征し、ついで日進水雷長に転じた。のち軍令本部参謀、大正9年横須賀鎮守府付などを歴任。11年少将。海軍大学校教官も務めた。文筆に長じ「ジュットランドの海戦」などを著し、海軍軍事知識の普及に努めた。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「日高 謹爾」の解説

日高謹爾 ひたか-きんじ

1877-1928 明治-大正時代軍人
明治10年3月9日生まれ。日露戦争に海軍大尉として従軍。のち軍令部参謀,横須賀鎮守府付などを歴任。「ジュットランドの海戦」などをあらわし,海軍軍事知識の普及につとめた。大正11年海軍少将。昭和3年1月16日死去。52歳。栃木県出身。海軍大学校卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例