暹羅猫(読み)シャムねこ

精選版 日本国語大辞典 「暹羅猫」の意味・読み・例文・類語

シャム‐ねこ【暹羅猫】

  1. 〘 名詞 〙 猫の品種の一つ。目が美しいサファイア色をした猫。体は細身手足が長く、頭が三角形で、くびが比較的長く、耳も大きな三角形をしている。体毛は短く、体色は灰白色ないし淡黄褐色で、尾・耳・吻・肢(あし)などの体の末端部だけが暗褐色シャムタイ)の王宮で飼われていたのが原種といわれる。
    1. [初出の実例]「大体、シャムネコというやつは、ネコの常識たる家になつかず、人になつくので」(出典:近くて遠きは(1956‐57)〈飯沢匡〉オコラメ顔)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

選挙公営

国または地方公共団体が個々の候補者の選挙費用の一部または全額を負担すること。選挙に金がかかりすぎ,政治腐敗の原因になっていることや,候補者の個人的な財力によって選挙に不公平が生じないようにという目的で...

選挙公営の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android