曹源寺村(読み)そうげんじむら

日本歴史地名大系 「曹源寺村」の解説

曹源寺村
そうげんじむら

[現在地名]三朝町曹源寺

久原くばら村の南、竹田たけだ川上流に位置し、津山往来が通る。津山往来は当村より竹田川を渡り、対岸穴鴨あながも村出村安水あんずいに入る。また竹田川左岸を南に向かい下西谷しもにしだに村に至る久世くせ往来が分岐する。相源寺・曾源寺とも記された。拝領高五八石余。享保一九年(一七三四)の鈴木孫三郎所持本「伯耆誌」によれば高六七石余、竈数二〇余で、荒神稲荷大明神(現玉坂神社)、曹源寺などを記載。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android