臨済宗妙心寺派、山号は護国山、本尊は十一面観音。岡山藩主池田家の菩提寺で、開基は池田綱政、開山は絶外。元禄一一年(一六九八)還暦を迎えた綱政が、高祖父信輝の位牌を安置する京都妙心寺護国院の廃壊を嘆き、併せて自らの冥福を祈らせるため、
曹源寺集落の西端、山麓に位置する。梅翁山と号し、曹洞宗。本尊釈迦如来。「伯耆民談記」によれば
集落の北にある。曹洞宗、万年山と号し、本尊は泰澄作と伝える聖観世音菩薩。越後七ヵ道場の一といわれる。もとは
出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報
岡山市中区円山(まるやま)にある臨済(りんざい)宗妙心寺派の別格寺院。護国山(ごこくさん)と号する。本尊は十一面観世音菩薩(かんぜおんぼさつ)。1698年(元禄11)岡山藩主池田綱政(つなまさ)が信輝(のぶてる)(護国院殿)はじめ祖先の追福菩提(ぼだい)のために開基し、絶外宗純(ぜつがいそうじゅん)を開山として建立。以来、岡山藩池田家の菩提寺として栄え、経蔵、開山堂、三重塔、鐘楼、鼓楼、二つの禅堂、小方丈(ほうじょう)、茶席、総門、山門などの諸堂をもつ典型的な禅宗寺院形式の寺である。仏殿には本尊ほか、歴代藩主の等身大の坐像(ざぞう)を安置している。現在、京都国立博物館蔵の『餓鬼草紙(がきぞうし)』は当寺の旧蔵である。
[菅沼 晃]
「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...
12/17 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
11/21 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
10/29 小学館の図鑑NEO[新版]動物を追加
10/22 デジタル大辞泉を更新
10/22 デジタル大辞泉プラスを更新