武宮古墳(読み)たけみやこふん

日本歴史地名大系 「武宮古墳」の解説

武宮古墳
たけみやこふん

[現在地名]熊山町千躰

吉井川の屈曲点南東にある大谷おおたに山西端の丘陵上にある。全長約五九メートルの古式前方後円墳で、後円部の径約二六メートルに比して、低く狭長な前方部をもつ。墳丘には河原石を用いた葺石が施されているが、埴輪の存在は認められていない。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

選挙公営

国または地方公共団体が個々の候補者の選挙費用の一部または全額を負担すること。選挙に金がかかりすぎ,政治腐敗の原因になっていることや,候補者の個人的な財力によって選挙に不公平が生じないようにという目的で...

選挙公営の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android