澣濯(読み)かんたく

精選版 日本国語大辞典 「澣濯」の意味・読み・例文・類語

かん‐たくクヮン‥【澣濯・浣濯】

  1. 〘 名詞 〙 洗いすすぐこと。洗濯
    1. [初出の実例]「是を慈愛して抱持養育し、澣濯(クヮンタク)廻乾せり」(出典三国伝記(1407‐46頃か)一〇)
    2. [その他の文献]〔詩経‐周南・葛覃序〕

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普及版 字通 「澣濯」の読み・字形・画数・意味

【澣濯】かん(くわん)たく

洗いすすぐ。晋・干宝〔晋紀総論〕其の妃后は~師傅し、澣の衣をし、煩辱(はんじよく)の事を脩め、天下するにを以てす。

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