男宮(読み)オトコミヤ

デジタル大辞泉 「男宮」の意味・読み・例文・類語

おとこ‐みや〔をとこ‐〕【男宮】

男子皇族皇子親王。⇔女宮おんなみや
「宮に紅葉奉れ給へれば、―おはしましける程なりけり」〈宿木

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精選版 日本国語大辞典 「男宮」の意味・読み・例文・類語

おとこ‐みやをとこ‥【男宮】

  1. 〘 名詞 〙 男性の皇族。皇子。おとこみこ。⇔女宮
    1. [初出の実例]「このおとこみやをいとめでたしと思ひかけ奉りたりけるをも」(出典:大和物語(947‐957頃)四〇)

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