石井択所(読み)いしい たくしょ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「石井択所」の解説

石井択所 いしい-たくしょ

?-1842 江戸時代後期の儒者
尾藤二洲にまなぶ。武蔵(むさし)川越藩(埼玉県)藩主松平斉典(なりつね)にまねかれ,藩校講学所(のちの博喩(はくゆ)堂)設立につくす。保岡(やすおか)嶺南らと朱子学をおしえた。天保(てんぽう)13年死去。名は文衷。字(あざな)は子哲。通称良平編著に「小学摘解」。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android