石川貞信(読み)いしかわ さだのぶ

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「石川貞信」の解説

石川貞信 いしかわ-さだのぶ

?-? 織豊時代の武将
石川貞清の弟。豊臣秀吉につかえ,越前(えちぜん)田村(福井県鯖江(さばえ)市)に1万石をあたえられる。関ケ原の戦いでは,大谷吉継(よしつぐ),青木秀以(ひでもち)とともに石田三成(みつなり)を支援し,鯖江に布陣。関ケ原におもむく途中,近江(おうみ)海津(かいづ)で西軍の敗走を知り,京都に潜伏して剃髪した。美濃(みの)(岐阜県)出身。通称雅楽助。号は宗巴。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android