神俊(読み)しんしゅん

精選版 日本国語大辞典 「神俊」の意味・読み・例文・類語

しん‐しゅん【神俊】

  1. 〘 名詞 〙 ( 形動 ) 才知能力が他よりきわめてすぐれていること。また、そのさまや、その才知・能力。
    1. [初出の実例]「依昂留聖矚。神俊狙禅風」(出典経国集(827)一一・詠禁苑鷹生雛〈賀陽豊年〉)
    2. 「棟梁の質ありて神俊の才を具足し」(出典:遠羅天釜(1747)答鍋島摂州侯近侍書)
    3. [その他の文献]〔江淹‐傷愛子賦・序〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

五節舞

日本の上代芸能の一つ。宮廷で舞われる女舞。大歌 (おおうた) の一つの五節歌曲を伴奏に舞われる。天武天皇が神女の歌舞をみて作ったと伝えられるが,元来は農耕に関係する田舞に発するといわれる。五節の意味は...

五節舞の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android