第4次改定栄養所要量(読み)だいよんじかいていえいようしょようりょう

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「第4次改定栄養所要量」の意味・わかりやすい解説

第4次改定栄養所要量
だいよんじかいていえいようしょようりょう

栄養所要量とは,人間が健康に発育発達し,健康を維持し病気を予防するために標準となるエネルギーおよび栄養素の望ましい1日当たりの摂取量のこと。年齢,性別,生活内容により細かく分類された表で示されている。 1969年に初めて示され,その後日本人の体位向上医学栄養学に関連する新しい知見に基づき,5年おきに改定されてきた。第4次改定栄養所要量は 90年度から 95年度の5年間に使用されるもの。特徴としては,(1) 生活活動指数や簡単なエネルギー所要量の計算方法が示されたこと,(2) マグネシウムビタミンE目標摂取量が示されたこと,(3) 60歳代,70歳代の年齢区分を 10歳から5歳刻みに細分化したこと,などがあげられる。

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