綏撫(読み)スイブ

デジタル大辞泉 「綏撫」の意味・読み・例文・類語

すい‐ぶ【××撫】

[名](スル)《「ずいぶ」とも》安らかになるようにしずめおさめること。慰めいたわること。
「天下ヲ―スル」〈和英語林集成

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「綏撫」の意味・読み・例文・類語

すい‐ぶ【綏撫】

〘名〙 (「ずいぶ」とも) 人々が安心するようにしずめおさめること。人々を慰めいたわること。鎮撫
新論(1825)国体上「昔者天祖肇基天業、愛養蒼生、定天邑君、以綏撫之
韓国併合詔書‐明治四三年(1910)八月二九日「民衆は、直接朕か綏撫の下に立ちて」 〔呉志‐孫瑜伝〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

普及版 字通 「綏撫」の読み・字形・画数・意味

【綏撫】すいぶ

安撫。〔三国志、呉、孫瑜伝〕是の時、將、江西の人多し。瑜、心綏撫し、其の心を得たり。

字通「綏」の項目を見る

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android