西村 貞(読み)ニシムラ テイ

20世紀日本人名事典 「西村 貞」の解説

西村 貞
ニシムラ テイ

昭和期の美術史家



生年
明治26(1893)年12月12日

没年
昭和36(1961)年3月3日

出生地
大阪府大阪市

本名
西村 久次郎

学歴〔年〕
京都市立絵画専門学校卒,明治大学中退

主な受賞名〔年〕
毎日出版文化賞〔昭和29年〕「民家の庭」

経歴
ルネサンス絵画を研究、大正10〜12年欧州遊学。帰国後日本美術の研究に打ち込み、奈良県下の石仏調査茶道庭園、キリスト教初期洋風画などについて研究。著書は他に「日本銅版画志」「日本初期洋画の研究」「キリシタンと茶道」などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「西村 貞」の解説

西村貞 にしむら-てい

1893-1961 昭和時代の美術史家。
明治26年12月12日生まれ。日本美術における西洋美術の受容について研究をすすめ,また石仏,茶道庭園の調査をおこなった。昭和29年「民家の庭」で毎日出版文化賞。昭和36年3月3日死去。67歳。大阪出身。明大中退。本名は久次郎。著作に「南都石仏巡礼」「日本銅版画志」など。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

367日誕生日大事典 「西村 貞」の解説

西村 貞 (にしむら てい)

生年月日:1893年12月12日
昭和時代の美術史家
1961年没

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報