道行き占(読み)ミチユキウラ

デジタル大辞泉 「道行き占」の意味・読み・例文・類語

みちゆき‐うら【道行き占】

辻占つじうら1」に同じ。
玉桙たまほこの―の占正うらまさに妹は逢はむと我にりつる」〈・二五〇七〉

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精選版 日本国語大辞典 「道行き占」の意味・読み・例文・類語

みちゆき‐うら【道行占】

  1. 〘 名詞 〙 古代占い一種路傍に立って、往来の人の話を聞き、そのことばによって吉凶禍福を判断する占いという。→夕占(ゆうけ)
    1. [初出の実例]「玉桙の路徃占(みちゆきうら)の占正に妹は逢はむと我れに告(の)りつる」(出典万葉集(8C後)一一・二五〇七)

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