野崎一(読み)のざき ひとし

デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「野崎一」の解説

野崎一 のざき-ひとし

1922- 昭和後期-平成時代の合成化学者。
大正11年1月1日生まれ。昭和38年京大教授となる。60年岡山理大教授。珪素,錫(すず),ゲルマニウムなどの有機金属化合物を反応剤として天然香料の合成などに利用し,すぐれた成果をあげた。61年「有機金属化合物を用いる化学合成法への貢献」で学士院賞。岡山県出身。京都帝大卒。

出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例

今日のキーワード

選挙公営

国または地方公共団体が個々の候補者の選挙費用の一部または全額を負担すること。選挙に金がかかりすぎ,政治腐敗の原因になっていることや,候補者の個人的な財力によって選挙に不公平が生じないようにという目的で...

選挙公営の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android