2号御料車(読み)にごうごりょうしゃ

事典 日本の地域遺産 「2号御料車」の解説

2号御料車

(埼玉県さいたま市大宮区大成町3-47 鉄道博物館)
鉄道記念物指定の地域遺産(1963(昭和38)年)。
九州鉄道ドイツから輸入した客車を大改造して御召車とした車両。1902(明治35)年秋、九州陸軍特別大演習が行われる際に明治天皇が乗車するため用意された。天井絹張り、腰は褐色のビロード張り、窓や戸などはチーク材で漆の木地呂仕上げという豪華さであった

出典 日外アソシエーツ「事典 日本の地域遺産」事典 日本の地域遺産について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android