コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

4K放送 よんけーほうそう

知恵蔵の解説

4K放送

フルハイビジョン放送の4倍の解像度となる高画質放送。フルハイビジョン放送の画素数は、横(水平画素)1920×縦(垂直画素)1080の縦横合計約200万だが、4K放送では、横3840×縦2160で合計約800万となり、フルハイビジョンの4倍の画素数を実現する。そのため、画像がより高精細で綺麗に映るのはもちろんのこと、小さな文字もはっきりと表示される。なお、4KのKはキロ(1000)のことであり、4K放送の水平画素数3840が約4000であることが呼び名のもととなっている。
日本政府は、2016年の放送開始を目標にしており、試験放送は14年6月2日から開始され、「2014年FIFA ワールドカップ」の一部の試合などが4K放送された。
4K放送を見るためには、4Kテレビの他に、4K放送対応のチューナーやアンテナなどが必要。更に、4Kテレビは、映像を伝送するときに用いられる著作権保護規格「HDCP(High-bandwidth Digital Content Protection)」のバージョン2.2に対応していなければならない。14年春以降に発売された4Kテレビは、ほぼ全てがHDCP2.2に対応しているが、それ以前の4Kテレビでは、基板交換が必要となる。テレビメーカー各社は無償で基板の交換を行うとしている。
ちなみに、14年7月現在、テレビ局各社は、4Kの試験放送以外の通常放送において、4Kの撮影映像があっても、フルハイビジョンの画質で放送しているが、4Kテレビの多くには、受信画像を超解像度処理した上で、精細に映す機能があるため、通常放送の映像も高画質で視聴できるようだ。
なお、政府は13年6月14日に閣議決定した「世界最先端IT国家創造宣言」において、16年に、4K放送の4倍の解像度を持つ8Kに対応した放送の開始を目指すとしている。また、情報通信などに関する国際標準の策定を行う国際電気通信連合(ITU)では、4Kや8Kによる放送を「UHDTV(Ultra High Definition Television、超高精細テレビ)」と呼んでいる。

(横田一輝  ICTディレクター / 2014年)

出典 (株)朝日新聞出版発行「知恵蔵」知恵蔵について 情報

朝日新聞掲載「キーワード」の解説

4K放送

現行の「フルハイビジョン映像」の4倍の解像度をもつ新放送方式。試験放送は、テレビ局や家電メーカーでつくる「次世代放送推進フォーラム」が行う。6月中は毎日午後1~7時に音楽や紀行スポーツなど15番組を放送する。

(2014-06-01 朝日新聞 朝刊 1総合)

出典 朝日新聞掲載「キーワード」朝日新聞掲載「キーワード」について 情報

4K放送の関連キーワードISDB8K放送現行

今日のキーワード

いい夫婦の日

11月22日。通商産業省(現経済産業省)が制定。パートナーへの感謝の意を示し、絆を深める。...

続きを読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android

4K放送の関連情報