6G(読み)ロクジー

共同通信ニュース用語解説 「6G」の解説

6G

2030年代の導入を見込む第6世代移動通信システムの略。現在普及が進む第5世代(5G)に比べ10倍以上の高速大容量通信が可能とされ、通信が難しかった空や海中宇宙空間などのエリアでの活用が期待されている。日本は5Gの技術面や商用サービスで海外勢に後れを取った経緯があり、6Gでの巻き返しに向け政府企業大学を支援している。

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知恵蔵mini 「6G」の解説

6G

第6世代(6th Generation)無線移動通信技術の略称。前世代の5Gを超えるという意味で「ビヨンド5G」とも称される。6Gは5Gの普及後に予想される、IoTを中心とした通信需要の増加に対応するために策定され、5Gの10倍にあたる最低毎秒100ギガビットの伝送容量が想定されている。2030年ごろの実用化をめどに、米国中国フィンランド韓国、日本などが研究開発に着手している。日本では18年、NTT東京工業大学の共同実験で毎秒100ギガビットの伝送に成功した。

(2020-1-30)

出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報

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