APT攻撃(読み)エーピーティーコウゲキ

デジタル大辞泉 「APT攻撃」の意味・読み・例文・類語

エーピーティー‐こうげき【APT攻撃】

advanced persistent threat attacks特定組織や個人に対して、複数の手法を用いて継続的に行われる一連サイバー攻撃総称標的型メールソーシャルエンジニアリングなどさまざまな手法を組み合わせ、情報の不正取得や破壊行為など目的が達成されるまで執拗しつように繰り返される。組織構造や個人情報を調査した上で、対象を狙い撃ちする独自開発のコンピューターウイルスを送り込むため、既存ウイルス対策ソフトでは防御できない場合が多い。持続型標的型攻撃。→標的型攻撃
[補説]2010年ごろから産業スパイや軍・諜報機関によると思われる行為が表面化しはじめ、注目されるようになった。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

自動車税・軽自動車税

自動車税は自動車(軽自動車税の対象となる軽自動車等および固定資産税の対象となる大型特殊自動車を除く)の所有者に対し都道府県が課する税であり、軽自動車税は軽自動車等(原動機付自転車、軽自動車、小型特殊自...

自動車税・軽自動車税の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android