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4G ふぉーじー//よんじー

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知恵蔵2015の解説

4G

携帯電話やスマートフォンで利用される無線移動体通信技術の第4世代を指す。無線技術を標準化している国際電気通信連合(ITU-R)による4Gの名称は「IMT-Advanced」。ITU-Rは、2012年2月に「LTE-Advanced」と「WiMAX2」という2つの技術を4Gとして承認した。これまで無線移動体通信技術は、国や地域、キャリアごとで規格にばらつきがあったが、4Gでは、今後の更なる高速化、大容量化に向けて、国際的な標準規格に基づいた整備が進められており、2015年頃の商用化が予想されている。無線移動体通信技術は、アナログ方式の1G(第1世代)、デジタル方式の2G(第2世代)を経て、現在は高速かつ大容量のデータ通信を可能とする3G(第3世代)が主流である。4Gは、3Gの次世代の技術として、3Gを更に高度化させ、光ファイバー並みの速度が実現できるという。
ちなみに、3Gは、01年にサービスが開始された後、徐々に速度や容量を向上させていった経緯から、3G、3.5G3.9Gと細分化され、現在は4Gの1つ前とされる3.9Gのサービスが最速である。3.9Gの代表的なサービスには、NTTドコモのXi(クロッシィ)やKDDIグループのUQコミュニケーションズが展開するWiMAX(ワイマックス)などがあり、ともに下り速度は最大40Mbps以上。
なお、XiはLTE(Long Term Evolution)という技術によるサービスで、これを発展させたのものが、4Gとして承認された先述したLTE-Advancedに当たる。同様に、WiMAXの発展形が先述したWiMAX2。LTE-Advancedは、下り速度が低速移動時や停止時で1Gbps、高速移動時で100Mbps。LTEとの互換性を保つ。一方のWiMAX2は、下り速度が100Mbps以上で、WiMAXとの互換性を保ったサービスを13年から実用化させる予定となっている。
ソフトバンク社は、傘下のWireless City Planning社が運営するネットワークを利用して、12年2月末に「SoftBank 4G」なるサービスを開始した。SoftBank 4Gは下り速度が最大110Mbpsと高速ではあるが、「AXGP(Advanced XGP)」と呼ばれる技術を用いており、ITU-Rが承認するIMT-Advancedではない。しかも、AXGPはLTEに分類される技術のため、3.9Gに位置するのだが、このような3.9Gのサービスを4Gとうたうケースもある。ちなみに米国では、AT&T社を始めとする携帯電話事業者4社全てが、LTEなどの3.9Gサービスを4Gとうたっている。

(横田一輝  ICTディレクター / 2012年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」
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デジタル大辞泉の解説

フォー‐ジー【4G】[4th generation]

4th generation》⇒第四世代移動通信システム

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IT用語がわかる辞典の解説

フォージー【4G】

第4世代携帯電話。◇「4th Generation(第4世代)」の頭文字から。「よんジー」ともいう。⇒第4世代携帯電話

よんジー【4G】

第4世代携帯電話。◇「4th Generation(第4世代)」の頭文字から。「フォージー」ともいう。⇒第4世代携帯電話

出典|講談社
(C)Kodansha 2011.
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日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

4G
ふぉーじー

スマートフォンや携帯電話などで利用する移動体通信システムの規格の一つ。
 通話中心のアナログ方式を第1世代、デジタル方式を第2世代、通話だけでなく高速データ通信も含む方式を第3世代を3Gとよび、それをさらに発展させた第4世代のことを指す。4Gは4th Generationの略称である。
 国際電気通信連合(ITU)の無線通信部門(ITU-R)が、3G後継技術の総称をIMT-Advancedとし、これを4Gと定義、それに準じて標準化が進められている。3.9GにあたるLTEの上位規格であるLTE-Advancedと、3.9Gでデータ通信に利用されているWiMAX(ワイマックス)の後継となるWiMAX 2(WirelessMAN-Advanced)の二つが4Gになる。ITUの発表によると、3Gの100倍以上という光ファイバー並の高速通信を実現するとしている。
 また、スーパー3Gと称されるものには、3.9GのLTEとWiMAX、3.5GのHSPA+などがある。これらも市場ではまとめて4Gとよばれる傾向にあるが、これはITUが3Gを発展させた規格についても4Gと呼称することを承認したためで、厳密な意味では4Gではない。[編集部]

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