JIS漢字水準(読み)ジス カンジスイジュン

ASCII.jpデジタル用語辞典 「JIS漢字水準」の解説

JIS漢字水準

JIS日本工業規格)で定められた漢字規格で、JISX0208に含まれる。日常で使用頻度の高い漢字を集め、コンピューターで利用するためにコード化したもの。JIS第1水準は2965字で、常用漢字1945字とその他の人名用漢字が含まれており、通常の文書であればJIS第1水準の文字だけで記述できるとされている。JIS第2水準は3390字で、DTPで使用するフォントの多くは、JIS第1水準とJIS第2水準を網羅している。JIS第3水準およびJIS第4水準は、業種によって必要になる特殊な記号などを集めたもので、JISX0208を拡張する別の規格である。

出典 ASCII.jpデジタル用語辞典ASCII.jpデジタル用語辞典について 情報

今日のキーワード

潮力発電

潮の干満の差の大きい所で、満潮時に蓄えた海水を干潮時に放流し、水力発電と同じ原理でタービンを回す発電方式。潮汐ちょうせき発電。...

潮力発電の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android