デジタル大辞泉
「K点」の意味・読み・例文・類語
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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ケー‐てん【K点】
- 〘 名詞 〙 ( [ドイツ語] Kritischpunkt から ) スキーのジャンプ競技で、そのジャンプ台の建築基準点。着地斜面の傾斜曲率が変わる地点で、そこを基準として飛距離を計算する。以前は、これ以上飛んでは危険だとされた。赤いラインで表示される。極限点。
出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例
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K点
ケーてん
K-point(critical point)
ジャンプで使用されるジャンプ台 (シャンツェ ) の着地斜面に設けられた表示点。ドイツ語の建築基準点 Konstruktion PunktのKをとったもの。赤色でマークされ,これを境に傾斜の曲率が変わる。ジャンプ台の高さによって異なるが,通常ノーマルヒル 90m,ラージヒル 120m,フライングヒル 185mを上限とする。飛距離点を算出する基準であり,1回のジャンプでK点まで飛ぶと 60点。それ以上飛んだ場合,ノーマルヒルなら 1mを越えるごとに 2.0点,ラージヒルなら 1.8点ずつが加算され,K点を下回れば同様の点数が 1mごとに減点される。かつてはこれ以上飛ぶと危険な地点とみなされたが、技術の向上によって 2004年から限界点がヒルサイズ HSとして導入され,併記されるようになった。選手がヒルサイズを越えて飛ぶと,安全のため競技の続行について審議される。
出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報
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