LIXILグループ(読み)りくしるぐるーぷ

共同通信ニュース用語解説 「LIXILグループ」の解説

LIXIL(リクシル)グループ

トイレなどの住宅設備や、建材を手掛ける大手メーカー。東京都内に本社を置く。トステムINAX新日軽サンウエーブ工業東洋エクステリアの5社が統合した中核事業会社LIXILなどを傘下に持つ。イタリア子会社業績不振が響き、2019年3月期の連結純損益は521億円の赤字となった。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「LIXILグループ」の意味・わかりやすい解説

LIXILグループ(株)
りくしるぐるーぷ

アルミサッシタイル等の建材メーカーを統括する持株会社旧称は「住生活グループ」。

 2001年(平成13)にINAXとトステムが経営統合し、トステムが持株会社へ移行して社名をイナックストステム・ホールディングス(INAXトステム・ホールディングス)と変更、新たに事業会社トステムを設立した。持株会社は2004年に住生活グループと改称。2011年に事業会社のトステム、INAX、新日軽、サンウエーブ工業(製造部門を除く)、東洋エクステリアが統合して株式会社LIXIL(リクシル)となり、2012年には持株会社の住生活グループもLIXILグループに社名変更した。

[編集部]

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日本の企業がわかる事典2014-2015 「LIXILグループ」の解説

LIXILグループ

正式社名「株式会社LIXILグループ」。英文社名「LIXIL Group Corporation」。金属製品製造業。昭和24年(1949)「日本建具工業株式会社」設立。平成4年(1992)「トステム株式会社」に改称。同13年(2001)純粋持株会社化にともない、「株式会社INAXトステム・ホールディングス」に改称。同16年(2004)「株式会社住生活グループ」に改称。同24年(2012)現在の社名に変更。本社は東京都千代田区霞が関。持株会社。グループ主事業は住宅資材・住宅設備機器製造。グループ傘下に株式会社LIXILなどを置く。アルミサッシ・水回り製品でトップクラス。東京証券取引所第1部・名古屋証券取引所第1部上場。証券コード5938。

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