NAND回路(読み)ナンドカイロ

デジタル大辞泉 「NAND回路」の意味・読み・例文・類語

ナンド‐かいろ〔‐クワイロ〕【NAND回路】

NAND circuitNANDはnotとandから》コンピューターで用いる論理回路の一。論理積否定する演算を行う回路で、AND回路NOT回路を接続したもので、すべての入力端子に信号が加えられたときにだけ、出力端子に出力信号が現れず、それ以外の場合、すなわち、少なくとも1個の入力端子に信号が加わらないときに、出力信号が現れる。否定論理積回路NAND演算回路NANDゲート

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

百科事典マイペディア 「NAND回路」の意味・わかりやすい解説

NAND回路【ナンドかいろ】

論理回路一つ。AND回路(論理積回路)の出力を反転したもの。2個の入力がともに1のときに出力は0になる。少なくともどちらか一方の入力が0のときに出力は1になる。また,片側の入力を1にすると,出力には残りの入力を反転したものが現れる。AND回路,NOT回路(否定回路)を組み合わせて実現する。

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