デジタル大辞泉 「ロジックIC」の意味・読み・例文・類語 ロジック‐アイシー【ロジックIC】 《logic integrated circuit》論理回路に共通する基本的な回路をまとめた集積回路。ANDアンド回路・ORオア回路・NOTノット回路・NANDナンド回路・NORノア回路・XORエックスオア回路に加え、レジスター・フリップフロップ・マルチプレクサーなどの回路を含む。信号処理やインターフェースに用いられる。ロジック半導体。論理IC。論理集積回路。→メモリーIC 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ロジックIC」の意味・わかりやすい解説 ロジックICロジックアイシーlogic integrated circuits 「0」と「1」の2つの値の組み合わせにより信号処理を行なうデジタル集積回路 (IC) は,信号を蓄えておくためのメモリ ICと信号を制御・加工・演算処理するためのロジック ICから成る。回路構成が単純で半導体の微細加工技術があれば最先端商品を作れるメモリ ICに対して,ロジック ICの設計には,ユーザーの必要とする機能をいかにうまく IC化するかというシステム的アプローチのノウハウが要求される。そのためにメモリ ICでは欧米に対して優位にある日本のメーカーも,ロジック ICではアメリカに遅れをとっている。ロジック ICの代表格で,パソコンの中枢部であるマイクロプロセッサは,国内流通品の大半がアメリカ原産ないしはその複製品である。近年,日本メーカーもロジック ICの重点開発に取り組んでおり,TRONプロジェクトなどを通しての早期巻き返しを図っている。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by