NTSB(読み)エヌティーエスビー

デジタル大辞泉 「NTSB」の意味・読み・例文・類語

エヌ‐ティー‐エス‐ビー【NTSB】[National Transportation Safety Board]

National Transportation Safety Board米国国家運輸安全委員会。運輸事故を調査し、原因究明、その結果から将来の事故防止にむけて対策を研究する。大統領直属の独立行政機関の一。1967年設立。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

共同通信ニュース用語解説 「NTSB」の解説

NTSB

米運輸安全委員会の略称航空鉄道の事故調査を担当する。米大統領が任命する定数5人の委員会メンバーの下、約400人の職員がいる。商務省に航空事故調査の権限を与えた1926年の法律源流。74年に完全な独立組織になった。ボーイングなどの巨大航空機メーカーを米国内に抱えるため、世界の事故調査を先導する役割を果たしてきた。(クリントン共同)

更新日:

出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報

世界大百科事典(旧版)内のNTSBの言及

【航空事故】より

…先進各国にはそれぞれ常設の調査機関があり,日本では運輸省の航空事故調査委員会がこれを担当している。この種の機関で世界最大のものはアメリカのNTSB(National Transportation Safety Boardの略。運輸安全委員会)である。…

※「NTSB」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

関連語をあわせて調べる

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android