コンピュータシステムなどの導入コストに加えてランニングコストなど、保有し続けるために必要なコストの総額。total cost of ownershipの略である。初期投資としては、ハード、ソフト、システムやネットワーク構築などの費用がある。導入後の維持や管理のためには、保守や修理、ハードとソフトのリプレースやバージョンアップ、システム管理のための人件費、ユーザーやスタッフの教育費、電気代、外部によるサポート費用などが必要である。
かつては導入時の初期費用がおもな検討課題であったが、企業にコンピュータシステムが普及し、肥大化したことで、障害対応の重要性やユーザー補助の頻度などが増え、保守・管理や教育などの運用コストが増大した。そのため、企業が長期にわたるコスト削減に取り組むための指針として、運用開始後のコストも含めたTCOという考え方が広まった。
[編集部]
出典 ASCII.jpデジタル用語辞典ASCII.jpデジタル用語辞典について 情報
〘 名詞 〙 年の暮れに、その年の仕事を終えること。また、その日。《 季語・冬 》[初出の実例]「けふは大晦日(つごもり)一年中の仕事納(オサ)め」(出典:浄瑠璃・新版歌祭文(お染久松)(1780)油...
12/17 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
11/21 日本大百科全書(ニッポニカ)を更新
10/29 小学館の図鑑NEO[新版]動物を追加
10/22 デジタル大辞泉を更新
10/22 デジタル大辞泉プラスを更新