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YS-11型国産中型旅客機 YS-11がたこくさんちゅうがたりょかくき/わいえすじゅういちがたこくさんちゅうがたりょかくき YS-11 turbo-prop passenger transport

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知恵蔵2015の解説

YS-11型国産中型旅客機

唯一の本格的国産旅客機。敗戦と被占領で壊滅した日本の航空技術をよみがえらせ、平和な大空で役立たせたいという思いから、1959年開発開始、62年8月30日に初飛行、64年の東京オリンピック聖火輸送でデビューした。国内で使われただけでなく、15カ国に75機が輸出もされたが、赤字のため74年に182機で生産が打ち切られた。ローカルに多い1200m滑走路から片方のエンジンだけで、離発着できる64人乗りの旅客機として、多くの人々から親しまれ、使われ続けてきたが、近年、国内で装備を義務づけられた航空機衝突防止装置(TCAS)の追加改修に多額の費用を要するため、国内エアラインでの運用は2006年9月で終了した。航空法の適用を除外されている自衛隊では現在も使用が続けられている。

(鳥養鶴雄 元日本航空機開発協会常務理事 技術士(航空機部門) / 2008年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」
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