20世紀西洋人名事典 「A.ボロディーン」の解説
A. ボロディーン
Aleksandr Moiseevich Volodin
1919 -
ソ連の劇作家。
本名リフシツ〈Lifshits〉。
小学校教師を経て、1939〜45年一兵卒として従軍して負傷する。戦後は’49年国立映画大学シナリオ科卒業後に「レンフィルム」スタジオで編集者として働く傍ら、劇作活動を行う。主な作品には革新的な織物女工を主人公とした「工場の娘」(’56年)、平凡な市民の生活を描いた「五夜」(’59年)、若手女優の生きがいを求めて雄々しく生きる姿を描いた「うちの姉さん」(’61年)などがある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報