A.ムシュク(その他表記)Adolf Muschg

20世紀西洋人名事典 「A.ムシュク」の解説

A. ムシュク
Adolf Muschg


1934 -
スイス作家
スイス連邦工科大学教授。
国際基督教大学の外国語講師として二年間滞在、その体験を描いた長編小説「兎の夏」(1965年)で文壇にデビュー。西ドイツ、スイス、米国の大学を経て、’70年よりチューリヒのスイス連邦工科大学でドイツ文学教授を務め、傍ら人間の心理を巧みな言語表現と繊細な感受性で表現した作品を書き、欧米各国に翻訳され、戦後最大のスイス人作家と高い評価を得る。短編集「恋物語」(’72年)、長編小説「バイユーン」(’80年)などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

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