20世紀西洋人名事典 「A.ラーフーティー」の解説
A. ラーフーティー
Abū al-Qāsem Lāhūtī
1887 - 1957
イランの詩人。
ケルマンシャー生まれ。
革命詩人、共産主義者として知られ、詩人早くからイラン立憲革命運動に参加。1908年ラシュトで宮廷派軍と戦った後、’14年イスタンブールへ亡命、共産主義者となる。’21年タブリーズで反乱を指導、敗北後は再びソ連邦に亡命。ウズベク、タジク各共和国で共産主義運動に従事する傍ら、’23年以後多くの詩集を発表、主に政治や社会改革、婦人解放、迷信打破などをテーマに古典詩の手法を用いて作詩。著書に「ラーフーティー詩集」(’46年)がある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報