最新 地学事典 「AVS30」の解説
エーブイエスさんじゅう
AVS30
地表から深さ30mまでの平均S波速度。地盤が軟弱であるほど小さな値となり,表層地盤による地震動の揺れやすさを簡便に評価する係数として,地震被害想定や設計用入力地震動などの評価に活用される。工学的基盤における地震動の最大振幅や地震応答スペクトルに対する表層地盤による増幅率として,AVS30を使用したさまざまな経験式が提案されている。その値は厳密にはPS検層などの地盤調査により求められるが,微地形区分などから簡便に求める経験式が提案されている。
執筆者:久田 嘉章
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

