現代外国人名録2016 「C.N.R.ラオ」の解説
C.N.R. ラオ
C.N.R. Rao
- 職業・肩書
- 材料化学者 ジャワハルラル・ネルー先端科学研究所名誉所長
- 国籍
- インド
- 生年月日
- 1934年6月30日
- 出生地
- バンガロール
- 本名
- Rao,Chintamani Nagesa Ramachandra
- 学歴
- マイソール大学〔1951年〕卒,バナーラス・ヒンドゥー大学大学院〔1953年〕修士課程修了
- 学位
- 博士号(パーデュー大学)〔1958年〕
- 資格
- 欧州アカデミー外国会員, 日本学士院客員会員, 米国科学アカデミー外国会員
- 勲章褒章
- パドマ・シュリ〔1974年〕, パドマ・ブーシャン〔1985年〕, レジオン・ド・ヌール勲章シュバリエ章〔2005年〕, バラト・ラトナ〔2014年〕
- 受賞
- ヒューズ・メダル(英王立協会)〔2000年〕,インド科学賞〔2005年〕,ダン・デービッド賞〔2005年〕,日経アジア賞(科学技術部門,第13回)〔2008年〕,ロイヤル・メダル(英王立協会)〔2009年〕
- 経歴
- 材料化学の研究者として10代後半から約1500本の論文を発表するなど、世界的研究をリード。また、インド初代首相ネルーの生誕100年を記念したジャワハルラル・ネルー先端科学研究所の設立に尽力、名誉所長に就任。この間、元素名などを決める国際純正・応用化学連合(IUPAC)のアジア人2人目の代表を務め、1984年から10年間インド科学大学院大学(IISc)学長、2006年まで発展途上国の科学者でつくる第三世界科学アカデミー(TWAS)の会長を務めた。2014年インド最高位の勲章バラト・ラトナを授与される。1998年日本学士院客員会員に選ばれる。2008年日経アジア賞を受賞。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報