D加群(読み)ディーカグン

デジタル大辞泉 「D加群」の意味・読み・例文・類語

ディー‐かぐん【D加群】

微分作用素上で定義された加群。1970年代に佐藤幹夫によって提唱され、のちに柏原正樹らが微分方程式研究を元に、代数幾何学解析学にまたがる理論体系を構築した。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、和歌山県串本町の民間発射場「スペースポート紀伊」から打ち上げる。同社は契約から打ち上げまでの期間で世界最短を目指すとし、将来的には...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android