DNA型鑑定(読み)ディーエヌエーガタカンテイ

デジタル大辞泉 「DNA型鑑定」の意味・読み・例文・類語

ディーエヌエーがた‐かんてい【DNA型鑑定】

DNA鑑定

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

共同通信ニュース用語解説 「DNA型鑑定」の解説

DNA型鑑定

人の血液や汗、皮脂から検出される体細胞デオキシリボ核酸(DNA)の塩基配列や繰り返しのパターンが個人ごとに異なるのを利用し、同じ配列の出現頻度から個人を識別する。当初の「MCT118型検査」は精度が低かった。4個の塩基配列を基本単位とし、それが繰り返される回数で個人識別する「STR型検査」を2003年に導入、染色体上の9部位を調べることで識別率は「約1100万人に1人」に上がった。06年には調べる部位を15に増やすことで「4兆7千億人に1人」に向上。今年4月からは部位を21に拡大し「565京人に1人」となった。

更新日:

出典 共同通信社 共同通信ニュース用語解説共同通信ニュース用語解説について 情報

今日のキーワード

カイロス

宇宙事業会社スペースワンが開発した小型ロケット。固体燃料の3段式で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発を進めるイプシロンSよりもさらに小さい。スペースワンは契約から打ち上げまでの期間で世界最短を...

カイロスの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android