20世紀西洋人名事典 「E.ヘルツフェルト」の解説
E. ヘルツフェルト
Ernst Herzfeld
1879.7.23 - 1948.1.22
ドイツの考古学者,オリエント学者。
元・ベルリン大学教授,元・プリンストン大学教授。
ツェレ生まれ。
1918年ベルリン大学オリエント考古学教授を経て、’36年プリンストン大学教授となる。アッシュールの発掘に参加して先史時代からイスラム初期にかけてのオリエントの文化や遺跡に関し、歴史や宗教学、美術など幅広い見地から発掘調査や研究を行い、’11年サーマッラーを発掘してサーマッラー式土器を発見する。さらにタル=イ・バクンやペルセポリスなどを調査する。著書に「イランの摩崖浮彫」(’10年)、「ユーフラテス・ティグリス両河流域の考古学的旅行」(’11〜20年)など。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報