20世紀西洋人名事典 「E.J.エピック」の解説
E.J. エピック
Ernst Julius Öpik
1893.10.23 - ?
エストニアの天文学者。
メリーランド大学教授(物理・天文学)。
エストニア共和国クンダ村生まれ。
1916年ウズベクのタルトゥ天文台で働き、’18年にモスクワ天文台に移り、助手兼講師となる。’45年ドイツのバルト大学教授兼エストニア分校学長、その後アイルランドのアーマー天文台長、’56年以降メリーランド大学教授。隕石と彗星の性質についての研究は、宇宙船が大気圏に再突入する際に生じる摩擦とその結果起きる高熱に対して耐える為の熱シールドと保護装置の開発に重要な役割をした。二重星、宇宙線、星の測光の研究にも貢献した。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報