20世紀西洋人名事典 「E.W.ヒルガード」の解説
E.W. ヒルガード
Eugene Woldemar Hilgard
1833 - 1916
米国の土壌学者。
ドイツのツワイブリュッケン生まれ。
1836年にアメリカに移住し、ハイデルベルク大学に学び、ミシシッピ大学で、地質学などを専攻した。その後、カリフォルニア大学で農業研究に従事し、アメリカの土壌を気候、自然植生との関連のもとに究明し、後世の研究者の指針とされ、後年マーバット等にも多大な影響を与えた。著書に「土壌と気候の対応に関する研究」(1892年)等がある。同時代にロシアのドクチャーエフがおり、その影響も受けている。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報