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成長因子 せいちょういんし cell growth factor

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

成長因子
せいちょういんし
cell growth factor

微量で細胞の成長・増殖を促進する一群の物質。細胞成長因子細胞増殖因子,あるいは単に増殖因子とも呼ばれる。医学やバイオテクノロジー関係ではおもに動物細胞の成長因子をさす。日本組織培養学会ではこれを細胞成長因子と呼び「in vitro (人工的な環境での反応系) in vivo (生体内での反応系) において動物細胞の成長を促進するもので,栄養物質ではないもの」と定義している。

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知恵蔵2015の解説

成長因子

細胞成長因子ともいう。細胞分裂を促進したり、形態変化や肥大をもたらすポリペプチド性因子の総称。細胞の種類によって因子は異なり、上皮成長因子(EGF)、繊維芽細胞成長因子(FGF)、神経成長因子(NGF)、腫瘍増殖因子(TGF)などが区別されるほか、免疫系を調節するリンホカインサイトカインなども成長因子に含まれる。各細胞の細胞膜にある受容体はチロシンキナーゼ活性をもち、成長因子が結合すると、たんぱく質チロシン残基がリン酸化され、細胞の増殖や分化を引き起こす。成長因子が個体発生において中胚葉誘導物質となっている例がいくつか知られている。

(垂水雄二 科学ジャーナリスト / 2007年)

出典|(株)朝日新聞出版発行「知恵蔵2015」
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百科事典マイペディアの解説

成長因子【せいちょういんし】

広義には細胞や組織の成長を促進する作用をもつ物質(栄養因子やホルモンなどを含む)の総称だが,細胞の成長・分化・増殖を促進するシグナル物質(増殖因子あるいは細胞増殖因子)の意に用いることが多い。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
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