最新 地学事典 「F-F境界」の解説
エフエフきょうかい
F-F境界
F-F boundary
デボン紀後期のFrasnianとFamennianの境界(3億7,200万年前)。コノドントのPalmatolepis triangularisの出現層準に相当。この境界付近で顕生代5大絶滅の一つに入るケルワッサー事変があった。この境界付近には2層の黒色頁岩層が確認され,海洋で貧酸素~無酸素の環境が卓越したと考えられている。また,海水準・海水温の急激な変動等,海洋環境の激変により生物の大量絶滅がもたらされた。
執筆者:指田 勝男
参照項目:ケルワッサー事変
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

