G.ポターニン(その他表記)Grigorii Nikolaevich Potanin

20世紀西洋人名事典 「G.ポターニン」の解説

G. ポターニン
Grigorii Nikolaevich Potanin


1835 - 1920
ソ連(ロシア)の探検家,民族学者,地理学者
ヤミシェボ生まれ。
軍隊生活を経て、ペテルブルグ大学中退後、シベリアに帰る。1865年シベリア自治運動の罪で逮捕され流刑生活を送るが、1874年特赦となる。探検家として1876〜78年の第1回モンゴル探検、1892〜93年モンゴル・四川など四次にわたって調査し、大きな成果を収めた。又地理学者として内陸アジアの地理、動植物に関する資料収集や、文化に関する資料、民間伝承など内陸アジアの研究に貢献。妻のアレクサンドラも四次にわたる探検に同行し、シベリア、内陸アジアに関する優れた民族学的業績を挙げたが、四次目の探検途中で死去著書「西北モンゴル概説」4巻(1881〜83年)など。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

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