G.ランブール(その他表記)Georges Limbour

20世紀西洋人名事典 「G.ランブール」の解説

G. ランブール
Georges Limbour


1900 - 1970
フランスの詩人,小説家。
クールブボア(パリ近郊)生まれ。
1921年クルベル等と共に雑誌「アバンチュール」を創刊。詩作活動がブルトンらの注目を集め、初期のシュルレアリスム運動に参加。漂泊気質を持ち、世界各地を旅行する。発表した多くの小説は異国情緒と文明批判が特徴。主な作品には「バニラの木」(’38年)、「名高い白馬」(’30)、「リアンヌ夫人のブリッジ」(’48年)、「メルーの狩猟」、詩「低い太陽」(’63年)などがある。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android