20世紀西洋人名事典 「G.L.ラートブルク」の解説
G.L. ラートブルク
Gustav Lambert Radbruch
1878.11.21 - 1949.11.23
ドイツの法哲学者,刑法学者。
元・司法大臣,元・ハイデルベルク大学教授。
リューベック生まれ。
新派刑法学のリストに師事し、刑法学者として出発する。1904年ハイデルベルク大学私講師となり、以後、’10年同大学教授、’14年ケーニヒスベルク、’19年キールの各大学教授を歴任。’20〜24年に社会民主党議員に選出され、’22年には司法大臣。’26年ハイデルベルク大学に戻るが、’33年ナチ政権によって教職を追われる。戦後、’45年ハイデルベルク大学に復帰し、法学部長を務め、’48年退任。この間、’35〜36年にはオックスフォード大学に招かれてイギリスに滞在。主著に「法学入門」(’10年)など。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報